稲沢市景況調査結果 令和6年度第4四半期【令和7年1月~3月】
令和7年5月の当所会報誌にてお願いをした「稲沢市景況調査」は、48社より回答がありました。
(製造業10社、建設業6社、卸売・小売業4社、サービス業12社、飲食業3社)
その結果をもとにDIを計算した結果が下表になります。
※前期…令和6年10月~12月 今期…令和7年1月~3月 来期…令和7年4月~6月
DI名 | 前期調査 | 今期調査 | 来期予想 |
---|---|---|---|
売上 | ▲7.9 | ▲8.3 | ▲14.6 |
在庫数量 | 1.5 | ▲2.1 | ▲2.1 |
販売単価 | 33.4 | 35.5 | 52.1 |
仕入単価 | ▲17.4 | ▲10.4 | ▲4.2 |
収益状況 | ▲34.9 | ▲25.0 | ▲35.4 |
資金繰り | ▲20.6 | ▲25.0 | ▲33.3 |
従業員数 | ▲20.6 | ▲31.3 | ▲31.3 |
稲沢市内の今期を詳しく見ると上記の表のとおり、仕入単価については継続的に上昇が続いている。販売単価の引き上げについては、価格転嫁をするために行った事業者の割合が前回と比べて増えた。
自由記入欄には、
為替の影響により、仕入価格が上昇しており収益に影響がある(製造業)
繁忙期、閑散期の仕事量の差が大きいため、定期的に雇うことが難しい。そのため、依頼内容によっては、仕事を断らなければならないことがある。(サービス業)
などのような意見があった。
その他、当所、管轄企業における各業種のDI(景気動向指数)データについては下記の表をご覧ください。
DI (景気動向指数) とは
『上昇・増加・好転・過剰』したとする企業割合から、『下降・減少・悪化・不足』したとする企業割合を差し引いた値。
例えば、売上で「増加」25%、「不変」60%、「減少」15%の場合のDI値は、25-15=10となる。