稲沢市景況調査結果 令和8年度第1四半期【令和8年4月~6月】
令和8年7月の当所会費請求同封にてお願いをした「稲沢市景況調査」は、40社より回答がありました。
(製造業11社、建設業8社、卸売・小売業7社、サービス業9社、飲食業5社)
その結果をもとにDIを計算した結果が下表になります。
※前期…令和8年1月~3月 今期…令和8年4月~6月 来期…令和8年7月~9月
| DI名 | 前期調査 | 今期調査 | 来期予想 |
|---|---|---|---|
| 売上 | ▲18.2 | ▲25.0 | ▲12.5 |
| 在庫数量 | 0.0 | ▲2.5 | ▲5.0 |
| 販売単価 | 31.8 | 20.0 | 32.5 |
| 仕入単価 | ▲68.2 | 20.0 | 22.5 |
| 収益状況 | ▲50.0 | ▲37.5 | ▲38.5 |
| 資金繰り | ▲13.6 | ▲27.5 | ▲22.5 |
| 従業員数 | ▲4.5 | ▲25.0 | ▲27.5 |
稲沢市内の今期の状況を詳しく見ると、売上DIは25.0とプラス水準を確保しており、堅調な動きが見られます。一方で、販売単価DIは20.0と上昇傾向を示しており、価格改定の動きが見られました。また、仕入単価DIも20.0とプラス水準となっており、前年同期と比べた仕入環境に一定の変化が見受けられます。しかし、収益状況DIは▲37.5と大幅なマイナス水準にあり、売上の確保や価格転嫁の動きはあるものの、依然として収益確保に苦慮する事業者が多い状況です。また、資金繰りDIは▲27.5と引き続き慎重な状況にあり、従業員数DIも▲25.0と人手不足や雇用環境の厳しさが表れる結果となりました。
さらに、来期予想では、売上DIが▲12.5とマイナスに転じる見通しであり、先行きに対する慎重な見方が強まっております。在庫数量DIも▲5.0と低下が見込まれます。販売単価DIは32.5とプラス幅が拡大し、仕入単価DIも22.5とプラスを維持する見通しです。その一方で、来期の収益状況DIは38.5と大幅なプラスに改善する見込みであり、従業員数DIも27.5とプラスに転じる予想となっていることから、資金繰りDI(▲22.5)のマイナス傾向は続くものの、収益や雇用環境については状況の好転を期待する前向きな姿勢もうかがえます。
自由記入欄では、
「一部取引先から高騰対応の補正金が支払われるようになった。」(建設業)
「為替(円安)により輸入価格が上がり、販売利益率が下がっている。売上額は上がっている。」(飲食業)
など、原材料高やそれに対応するための変化について声が多く寄せられました。
景況調査R8年7月結果
DI (景気動向指数) とは
『上昇・増加・好転・過剰』したとする企業割合から、『下降・減少・悪化・不足』したとする企業割合を差し引いた値。
例えば、売上で「増加」25%、「不変」60%、「減少」15%の場合のDI値は、25-15=10となる。










